社労士試験は語呂合わせで記憶! このフレーズが試験会場で蘇る! 起死回生の魔法のワード! 年金の難関箇所は語呂で暗記!
今回は番外編です。「出題されたら間違える問題」の項目のみ、ご覧ください!
年金:過去の障害認定基準改正
〔H25.6/1〕 眼の障害(視野)
〔H26.6/1〕肝疾患
〔H27.6/1〕音声・言語機能の障害 腎疾患 排泄機能 聴覚
〔H28.6/1〕代謝疾患(糖尿病)
〔H29.12/1〕血液・造血器疾患
このように列挙してみると、この症例だと医療機関の〇〇科かな?位のことしかわからなくて、「医師国家試験」の対象であって、「社労士試験」の範囲とはとても思えませんし、恐らく社労士試験に出題されることはないでしょう!
年金:今回の障害認定基準改正
そして、今回は…
〔R4.1/1〕 眼の障害(視力・視野)
もともと、国家試験に特定の症例を記載して出題すること自体、回避されることでしょう。ただし、今回気になるのは、「視力」が対象になっていることです。
視力と言えば、身長・体重・視力…と一般の健康診断の項目の1つであって、「視力が悪くなった!」と日常会話ですることもあって、自分自身で把握することも可能です。(もちろん、障害年金の対象となる方の「視力」はもっともっと重篤な症状であることは認識していますが…。)
障害認定基準 視覚障害(視力)〔抜粋〕
【語呂】007 は 2級
ゼロゼロセブン は 2級
【解釈】
ジェームズ・ボンドが活躍する、スパイアクション映画「007」を2級(B級)映画と酷評された。私の中では、あれ以上の映画シリーズは無いのに!
【解説】
国民年金法・厚生年金保険法に定める視覚障害の内の視力の1項目を列挙してみます。(もちろん、メガネやコンタクトレンズを使用した矯正後の結果で判定されます。)
〔1級〕両眼の視力がそれぞれ0.03以下
〔2級〕両眼の視力がそれぞれ0.07以下
〔3級〕両眼の視力がそれぞれ0.10以下
まず、語呂で2級を覚えましょう! 私たちが通常把握している視力とは桁が違います。
小数点以下の数字 3・7・10は、港(ミナト)で覚えられます。
出題されたら間違える問題
今回の認定基準の改正が出題される可能性は、限りなくゼロに近いですが、万一、出題されたら恐らく間違える問題を作成してみました。
〔問題〕
眼の障害で2級または3級の障害年金を受給している方が、認定基準の改正(R4.1/1改正)により、「良い方の眼の視力」により障害認定されることにより、障害等級が上がり、障害年金額が増額となる可能性がある。
〔考察〕
解答は正解肢ですが、良い方で認定?悪い方でないの? しかも、良い方で認定したら障害等級は下がるから、障害年金額は当然減額になるよね!・・・となることでしょう。
日本年金機構のホームページで今回の改正点を確認しておきましょう!